通貨の強弱CurrencyStrengthChartで、直近のグラフの傾きを考慮すると、
JPYだけがマイナス圏で下降トレンド。
EUR、USD、AUDはプラス圏にあり、USDが上昇トレンド。


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[ロンドン 6日 ロイター] - 米中貿易戦争がさらに緊迫の度合いを高めたため、世界の金融市場はこの数日で大きく揺れた。株式などが売り込まれる一方、金など安全資産は買われ、いくつかの市場が年初来の節目を突破した。

相場の変動が目立つ動きを見せた主な市場は以下の通り。

(1)ボラティリティー急上昇

「恐怖指数」として知られるVIX指数.VIXは5日、1日としては2018年10月以来の大幅な上昇となった。市場は株価の不安定な状態が長期化するとみている。

(2)世界的に株売り強まる

世界47カ国の株価に連動するMSCI世界株指数.MIWD00000PUSは5日まで6営業日連続で下落した。6日連続は今年最長。今年のピークからの下落率は約6%。

(3)米株価が急落

S&P総合500種株価指数.SPXの5日の下落率は約3%で、今年最大。1日の下落率としては18年12月4日以来の大きさ。

(4)逆イールド深まる

米債券市場では5日、長期債利回りが短期債より低くなる「逆イールド」が深まり、3カ月物財務省短期証券(Tビル)US3MT=RRと10年物国債US10YT=RRの利回り差がマイナス30ベーシスポイント(bp)程度と07年以来の幅に拡大した。逆イールドは景気減速が近いことを示す信頼できる指標と受け止められている。

(5)人民元安が進行

米政府が中国製品に対する新たな追加関税の導入計画を発表したことに対して、中国当局が人民元の下落を容認。人民元CNY=の対ドル相場は5日に1ドル=7元の心理的な節目を割り込み、11年ぶりの水準に下落した。

(6)新興国通貨は年初来の上昇分消失

MSCIの新興国通貨指数.MIEM00000CUSは5日、年初からの上昇分を全て失った。人民元安につれて韓国ウォン、台湾ドルなどが下落した。

(7)国債利回りは一段とマイナス化

欧州ソブリン債の利回りはマイナス化の動きが続き、アイルランドの10年物国債IE10YT=RRとオランダの30年物国債NL30YT=RRがマイナスとなった。ドイツ、デンマーク、スイス、オランダで利回り曲線がマイナス化している。

(8)金は6年ぶり高値

金XAU=は安全資産として買われ、5日に6年ぶりの高値を付けた。

[東京 7日 ロイター] -

<11:25> ドル105円台へ再接近、NZ大幅利下げで通貨戦争激化の思惑

対NZドルで円買いが強まったことを背景に、ドルも106.01円まで軟化した。市場では、NZが予想外の大幅利下げに踏み切ったことで「金融緩和による通貨押し下げ競争が活発化するのではないか」(FX関係者)と懸念する声が出ていた。米株先物もじり安となってきた。