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[東京 31日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の108円半ば。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果とパウエル議長の会見を控えて小幅な値動きに終始した。米中通商協議に対する悲観的な見方が台頭していることでドルの上値は重かった。


月末のこの日は輸入企業によるドル買いが目立ち、仲値通過後にドルは108.65円の高値をつけた。ただ、買い一巡後は日経平均や中国株の下落をにらみつつ反落した。

注目のFOMCでは0.25%ポイントの利下げが確実視されているが、0.50%ポイントであればドルが売られる可能性が高まる。

さらに「予防的な利下げが一回限りなのか、パウエル議長の発言に注目したい。今後利下げサイクルに入ることが示唆されれば、108円を割り込む可能性も十分にある」(外為アナリスト)という。

ドルは5月31日以来2カ月間にわたって109円台を1度もつけていない。市場では109円という中途半端な水準でどのような売りがあるのかという声も上がっている。

109円台に達しない背景として、大企業製造業の下半期の想定レート(6月の日銀短観)が109.34円にあるため、109円台では輸出業者を中心に売り需要が強まりやすいことや、為替証拠金取引で109円付近にまとまった売りオーダーあるとの指摘もきかれる。

米中通商協議に対する悲観的な見方もドルの上値を抑えている。トランプ大統領は30日、中国に対し、自身の1期目の任期が終わるまで時間稼ぎをしないよう警告した。

ポンドは現在132円付近。前日につけた2年8カ月ぶり安値の131.59円からは切り返したが、上値は重い。対ドル、ユーロに続いて対円でも最近の取引レンジ下限を下抜けたことで、一段の下げを狙った売りが出ているとされ、「個人の売りが活発化している」(証券)との指摘もあった。

ポンド/円は前日、1月の円急騰時につけた安値を下抜けている。対主要通貨の円相場がフラッシュ・クラッシュ時の高値を突破したのはポンドが初めて。ドル/円やユーロ/円、豪ドル/円などは1月安値をまだ上回っている。


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